初めて物件探しをする際、家賃交渉が可能かどうかを気にする人は多いのではないでしょうか?
今回は沖縄県で引っ越しをした際、「事前に調べた情報」と「実体験」を元に「家賃交渉」が現実的かどうかをお伝えしていきます。
今回の内容は前提として下記2点を前提としています。
※1沖縄県における賃貸物件探し
※2賃貸物件を探す際、希望条件が多く比較的妥協しない探し方を行いたい方向け
一般的には家賃交渉が可能!
一般的には家賃交渉は可能です。
あくまでも借主と貸主側の契約ですので、貸主が了承した際は家賃を下げてくれるケースもあります。
また、家賃に限らず初期費用を抑えられる可能性のある項目というのも複数存在します。
例えば「仲介手数料」で、家賃の1ヶ月分を請求してくるケースが多いですが、
法律では「入居者」と「大家」から合わせて1ヶ月分しか取ってはいけないと定められており、入居者が同意しない限りは0.5ヶ月分以上は払う必要がなかったりします。
また、初期費用を抑える方法として有効なのが、相見積もりです!
多くの場合、同一物件を複数の不動産会社から入居を募ることがあります。
相見積もりとは、複数の取り扱い業者から同一物件の見積もりをもらい比較することで値下げ交渉を成功させ訳するという方法になります。
家電製品に関しても同様の方法が有効です!
他にも値下げ交渉が可能な一覧を添付しますのでご参考ください。
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【10万円以上安くできる】賃貸物件をお得に借りる方法〜見積書をチェックしてボッタクリを回避しよう!〜【マンガで解説】
上記動画における添付画像を引用
沖縄県における家賃交渉は現実的か!?
事前に調べた情報通りに家賃交渉が可能かどうかを不動産勤務をしている知人に確認を行いました。
結論、賃貸物件を探す際、希望条件が多く比較的妥協しない探し方をしている方の家賃交渉は、限りなく不可能ということがわかりました。
理由としては、不動産側としても不要なやりとりを避けて条件通りに進行ができる借主の方を好むのと、借主の物件に対する希望条件が多いケースだと、該当物件に対する申し込み件数が多く、わざわざ家賃交渉をしてくる借主に限らなくとも他で借り手が見つかるためです。
特に後者に関してはいくつも物件を見てきた中で感じていた部分でもあり、2日もすればめぼしい物件は申し込まれているケースがほとんどでした。
これらの経験から家賃交渉はあまり現実的ではなく、希望条件に合致する物件が見つかればそこに住めるお礼として条件通りに進めることが得策だと感じました。
ただし、1・2週間も同じ物件が掲載され続けている物件かつ申し込み件数も少ない賃貸物件に関しては、家賃交渉の余地がありそうというのが私の考えです。
実体験にもとづく驚愕事例【番外編】
番外編ということで、私が物件探しをしていて驚いたことを共有できればと思います。
1つ目は「内見」に関してです。
気になる物件を見つけると内見を行い、申し込みするかどうかを決めるというのが一般的な流れだと思いますが、人気な物件に関しては現入居者が退去していない前から申し込みを行う借主が多く、内見はできない状況がほとんどでした。
そのため、人気物件を狙う際には申し込みをして契約前か契約後の内見になることを認識しておきましょう。
2つ目は「キャンセル料」に関してです。
キャンセル料に関しては、YouTubeでも解説者が多く、キャンセルできるタイミングとしては契約を行う前まで、であればキャンセルできるという見解が多いです。
しかし、申込金といって申込時に家賃の1ヶ月分を支払うケースが存在し、その後契約前にキャンセルを行えば全額返還されるはずが、この時点でキャンセルをすると「キャンセル料から一定額を差し引いた残額しか返還されない」と説明を受けたケースが複数ありました。
こういったケースは場合によっては違法な場合もあり、払わなくても良いこともありますので、注意が必要です。
添付画像はLIHULL HOME’Sサイトから引用
3つ目は「申込み1番手でもオーナー都合で断られる」ことがあるということです。
状況としては、私が1番手で申し込みをしていて2番手もいない状態でしたが、他の借主希望者から電話での問い合わせがあり、申込もしていない他の借主希望者を優先したいため断られるというケースでした。
結果、他借主希望者からの申込はなく1番手にいた私のところに再度話が回ってくるという形になりましたが、このようなケースもあるのだと実感しました。
物件探しは早い物勝ちで申込順に決まっていくと知られていますが、例外も存在することを知っておくと良いでしょう。
まとめ
家賃や初期費用の交渉に関しては、物件によりけりですが沖縄県に限らず人気物件に関してはほとんど交渉が難しいという結論になるでしょう。
そのため、複数の条件を選択して妥協なく物件探しを行っている方は不動産の提示する条件通りに進めることが得策と言えそうです。
しかし、ある程度妥協でき比較的長く掲載がある物件に関しては交渉余地があるので積極的に交渉して支出を抑えていただくことが望ましいです!
今回の記事も誰かのお役に立てると幸いです。